インフォメーション
こんにちは、一吉真由美です。
今日は前回の続きです。
幼いころ親に叩かれたことを恨んで
「酷い、酷い・・」
と何度も何度もその出来事を
繰り返し思い出してはカウントを
増やしていったAさん、
自分は、
とても短気で八つ当たりするような
母親のいいなりにされて、
いつも傷つけられたので
自分に価値を感じられずに
生きてきたとおっしゃっていました。
しかし・・、
誘導瞑想に入る前に
どうやら叩かれたのは1、2回
ということが判明しました。
ねつ造発覚(笑)
とはいえ・・
根源をしっかりと見つけるために
誘導瞑想でお母さんに酷く叩かれた
シーンに戻ると・・・
確かに、
お母さんに強く叩かれてギャン泣きしている
小さな自分が出てきました。
理由はともあれ、
脳の中でずっと泣いている小さな自分を
放置してはおけませぬ
しっかりと寄り添い、癒しを与えていきます。
辛かったね~悲しかったね~
よしよし助けに来たからね~
しばらくすると
少し落ち着いてきます。
実はここからが肝心なのです。
理由もなく親が叩くわけなど
ありません。
ちゃんと理由があるはずなので
そこをしっかりと掘り下げます。
何故親がAさんを叩いたのか?
それがわかるシーンへと更に戻ります。
すると次のようなシーンが浮かんで来ました。
そこからドンデン返しが始まりますル
Aさんには2歳下に妹がいます。
その妹の髪をジョキジョキ切って
しまったのです!!
簡単にいうと・・妹は虎刈り状態
それにしても
派手にやりましたなぁ
幼いAさんはお母さんを奪われたと感じて
妹が憎らしかったのです!
小さい妹の頭がバサバサになっている姿を見たら
そりゃ~お母さんは鬼のように怒りますよね。
切ってあげたの~とか、
Aさんが見え透いた言い訳しても
そんな嘘は見抜かれますル
お母さんが真っ赤になって怒って当然です。
・・・。
大人のAさんも呆然
ほんとうに酷いわ~わたし。
本当にごめんなさい(涙)
何はともあれ
心からのごめんなさいですよね。
不思議なもので
1つ思い出すと
次々と思い出すのです。
妹を叩いたり
おもちゃを隠したり
して常日頃からいじめていたこと
それを少しも悪いと思わず
面白がっていたこと。
その様子を見ていたお母さんに怒られて
反抗している幼い自分。
お母さんが強く叱ったのは
幼いAさんが妹を見下し弱い者いじめをするから。
そして何度注意されてもその態度を改めずに
反抗ばかりするからだということが
骨身にしみてわかってきます
お母さんはそれを必死でとめて
くれていたのですねぇ。
あれあれあれ??
今までお母さんが自分を虐待する
暴君だと思っていたのに・・・、
虐待する暴君って一体誰?
ということで
またまた思わぬ展開
続きは次回
ではまたごきげんよう
一吉真由美
7月~8月
入門スケジュールはこちらから