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こんにちは、一吉真由美です。
桜の季節になりましたね~
昨年のこの時期はコロナ騒ぎが吹き荒れて、
桜を楽しむどころではありませんでしたが、
今年は公園を散歩する束の間の時間を
楽しめそうです。
さて、
私はこの春のお彼岸に夫の実家のお墓参りをして
参りました。
実は昨年末に義母が亡くなったのですが、
コロナの影響で葬儀への参列ができず、
自粛対策が続いていたので墓参りも遠慮して
過ごしておりました。
葬儀に参列ができなかったのは
実家周辺でクラスターが発生した
からです。
それでも諦めがつかずに
ご住職にせめてご焼香だけでもと
打診してみましたが、やはり無理でした。
田舎は特に風評被害を恐れますからね。
私も田舎出身ですからその感覚は
よ~くわかります。
あの家から○○者が出た!
となろうものなら兄弟姉妹をはじめとする
親戚や知り合いなどの関係者に
多大なるご迷惑を
おかけすることになってしまいます。
だから
参列を控えることにして
田舎に行ける時期を見計らっていたのです。
そしてこのお彼岸にやっと
お墓参りをすることができ
ただいま胸をなでおろしているところです。
私は今まで実母をはじめとして
近しい人を何人も見送りました。
お別れの時はいつも涙が溢れて
悲しみが止まらなかったのですが、
今回は
不思議と涙が出ないのです。
葬儀に参列して亡骸と
お別れをしていないことも
あるかもしれませんが、
お墓参りをしても
仏壇に手を合わせても
未だに義母が元気で
生きているような
感じがしています。
99歳まで元気に生きて
老衰で生涯を閉じる。
これは本当に大往生。
何だかおめでたいと感じるのは
大往生の素晴らしさを
目の当たりにしたからでしょう。
私の実母は55歳で亡くなりましたので、
義母が最後までしっかりと生きて下さった
といううれしさというか・・、
祝福感に包まれた感覚が続いて
いるのがとても不思議なのですよね。
大正・昭和・平成・令和を
生きた義母の99年の人生は
決して順風満帆なことばかり
ではありませんでした。
度重なる戦争をくぐり抜けて
生き抜いたことも
戦争を知らない私にとっては
すごい生命力だと思います。
そんな中で
義母はいつも朗らかでした。
怒った顔をみたことがありません。
叱られたこともありません。
いつも朗らかに優しく笑って
くれていました。
そして自分で自分の身体の管理を
することに余念がありませんでした。
自分で自分の身体を管理できる。
自分で自分を楽しませることができる。
いつも朗らか。
ってことをあたり前に続けて
いると大往生できるのですね。
仏壇の前でお義理姉さん達と
思い出話に花を咲かせながら
過ごすことができた今年のお彼岸。
義母の告別式が
私の誕生日と重なった
という
忘れられない日。
今度は私が義母になれるかも
いつも朗らか
自己完結で大往生!!
そんな未来を感じています。
お義母さん、ありがとうございましたm(_ _)m
よ~し!生き抜くぞ
ではまた次回ごきげんよう
一吉真由美